ご報告 もみ殻炭化期の本格始動について
2021年、クラウドファンディング等を通じ多くの皆様にご支援いただきましたもみ殻炭化機の設置について、やっと本格始動にたどり着きました!
炭化機の稼働には設置場所の整備が必要となり、時間がかかってしまい申し訳ございませんでした。
簡単ですが、現状について報告させていただきます。
原料のもみ殻は今回は大阪府能勢町から運んで頂いたもみ殻を使用しています。
株式会社北摂さんが栽培されたお米のもみ殻です。
今年から炭素貯留米を始められる予定です。
クルべジ基準を満たそうとすると10aに約100kgのもみ殻燻炭を入れる必要があります。
今回の量は約1.5ヘクタール分に炭を撒くため、もみ殻が約1500kgほど必要になります。ちなみに、もみ殻を炭にすると重さは約1/10、体積は約1/3になります。
今年度、亀岡クルベジファーマーズの会員(水稲農家が一人、畑農家が二人)が増える予定です。
もみ殻燻炭だけでは現会員の圃場に撒く分さえ足りないのが現状であり、高槻バイオチャーエネルギー研究所から購入させていただいています。しかし自前で炭を製造できるのは強みですから、今後も会員増とともに製造量を増やすべく努力を続けてまいります。
亀岡クルべジファーマーズ 会長 井上保治